(1)「高畑勲展─日本のアニメーションを作った男。」スペシャル・サポーター岩井俊二監督に聞く「“環境は言い訳にならない”ということを教えてくれた気がします」 - (Page.3)

 
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僕は特に『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968)が好きなのですが、高畑さんがまだ若かった頃の作品なので、「絵を動かしてみたい」という衝動が映画の中に映っている気がして。 そこからテレビシリーズのアニメをやる様になり、ジブリで作品作りをする様になるわけですが、その時期には初期衝動よりは、「アニメとは何だ」というところに突き進んでいた気がしていて。
その頃と比較しながら『太陽の王子 ホルスの大冒険』を観ると、「純粋に絵を動かしたい」というものを感じます。宮崎駿さんも参加されていたりするのでなおさらなのかもしれないですが、若かりし頃の皆さんが総動員で取り組んでいる感じでアイデアが豊富なんですよね。

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