(2) ドーム映像作家飯田将茂監督&舞踏家最上和子の初長編『東京巡礼』完成──映画監督押井守を交えた豪華鼎談 - (Page.3)

 
映画、インタビュー

押井 映画の編集作業をしていたときに隣でドキュメンタリーの監督が同じ作業をしていたりして、何人かと会って話をしたことがあるけど、あの人たちも無意識に劇的なものを求めているよ。完璧に客観的に撮るなんて絶対にありえない。むしろ劇映画こそ、必要なときに突き放して撮ることができる。引き気味に撮ればいい。客観的になるように、俯瞰で撮るとかね。映画って、どうしてもね、我が入るんですよ。
──完成までに20年かかったヴェンダースの『Pina』も生前のピナ・バウシュにステージに上がって撮るなと言われていたのに、男女のダンサーの視点を交互に撮るクローズアップを1シーンだけやってしまいます。

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