映画『大統領のケーキ』ハサン・ハーディ監督インタビュー「運命が変わってしまった友人に対する罪悪感と葛藤が、私を駆り立てた」 - (Page.3)

――『大統領のケーキ』は1990年代にイラクの大統領を務めたサダム・フセインが行っていた、小学校で大統領のケーキ係を決めるという制度をモチーフにしています。
フセイン政権下のイラクで育った私の幼少期の記憶をもとにして生まれた映画です。毎年、先生がボウルを持って教室に入ってきて、生徒たちに自分の名前を書いた紙を入れるよう言いました。それから大統領の誕生日ケーキと、その他の果物や飾り付け、清掃用品、花などを用意する生徒の名前を引くのです。ある年、私は花係に選ばれました。花を持って行くだけでよかったので、家族が安堵していたのを覚えています。
ガジェット通信 / © 2024 東京産業新聞社
Copyright TRANCE MEDIA GP All Rights Reserved.