映画『プロセキューター』大内貴仁アクション監督に聞くドニー・イェンの凄さ「シンプルの中にもまだまだアクションの可能性はあるんだな、と」 - (Page.4)
――最初の設定から大きく変化していく、ということは香港映画界でよくあることなのでしょうか。
そうですね。そこはもう覚悟の上で現場に臨んでいて、臨機応変にその場に対応出来る心持ちでいました。日本で3、4週間ぐらい準備期間があって、作品のテーマとプロットを基にアクションのアイデア出しをしていくわけですが、香港での撮影に入ってから、どういう状態になっても対応出来る様にたくさんの技やアイデアをストックしていきました。そのストックはかなり役に立って、現場で急に展開が変わった時に、動画を見せて「この動きはどうですか?」とその場ですぐに提案することができたんです。それは大きかったです。
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