クリエイターとプロデューサーは「折り合う」のではなく支え合っている――映画製作の現場にあるポジティブな葛藤 / 他 - (Page.4)

 
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◆武井哲氏 ― 「夢を現実に着地させるのがプロデューサーの仕事」

武井氏は、自身の役割を船会社に例える。「船長(=監督)が示す夢の航路を、天候(=社会情勢や予算など)と照らし合わせて現実的な航海計画に変える」と語る。「離陸しすぎると届かない。夢と現実の折り合いをポジティブにとるのが僕らの仕事」。そのためには、「例えば、認知されたキャラクターを活かした始球式コラボなど、作品を街に出す仕掛けが必要」。ヒットの鍵は“まだ観ていない人”への届け方なのだ。

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