“人はいずれ死ぬ”という不条理をコミカルに描く――ポップな血みどろホラー『THE MONKEY ザ・モンキー』監督インタビュー[ホラー通信] - (Page.5)

 
映画、ホラー

こうした状況をどう描くか考えたんです。「超シリアスで重苦しい映画よりも、むしろとことんおかしな映画を作ってやろう」と思いました。“人はいつか死ぬ、人生は有限である”という深刻なテーマを伝えるわけですから、ちょっとお砂糖をまぶして口当たり良く、冗談めかして伝えてみるのも悪くないでしょう? 飲み込み難いことをそのまま映画にするよりも、もう最初から嘘っぱちの物語を作ってしまった方がいい。そうして、“狂った不条理劇”のスタイルになったんです。

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