(2) 山田裕貴&古田新太「ベートーヴェンは破壊者」愛が重すぎる秘書シンドラーじゃないと守れなかった?奇人と変態の映画『ベートーヴェン捏造』インタビュー - (Page.5)
声をちゃんと交わしていないから、ぶつかり合いもないし。ベートーヴェン側からぶつけてもらうことはあっても、僕は何かを封じられている感覚というのはあって。でも、そこがこの作品の面白いところなのか、それ故に色々受け取り違えていくみたいな。
――会話帳を通して、シンドラーは一人で妄想を膨らませる場面もあります。
山田:自分をよく見せようとか、誰かをよく言うってことは、日常的にあることだとは思うんですけど、さすがにあそこまで至るには、ベートーヴェンへの愛や憧れという大きな感情がない限りは、この人を守らなければと、あそこまでのめり込んでイメージを捏造するまでにはいかないと思うので……。
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