平成と令和の狭間を生きる、孤立した人々の物語『朝の火』広田智大監督インタビュー「1つの答えにたどり着かない映画だと思っています」 - (Page.7)

 
映画、インタビュー

――モノクロの質感がとても印象的でした。

撮影の段階から、編集でモノクロにしたいなとは思っていました。そうすることで見えづらくなる細部はありますが、人にフィーチャーするのではなく、空間全体をとらえる照明作りを撮影時にもしていて。観る人の視線が分散してくれるように、人に寄りすぎない撮り方をしていたので、モノクロにした時にしっくりときました。より、「どこを見て良いか分からない」感じになったと思います。

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