映画『九龍ジェネリックロマンス』池田千尋監督インタビュー「複雑な設定がたくさんある中、令子と工藤の恋愛をどう描くかを大事にしていました」 - (Page.7)
まず1人1人お会いして、その後2人揃って会うっていう流れだったんですけど、吉岡さんは最初探っていた部分も多いと思います。彼女は「映画は監督のものだ」と思ってくださっている俳優なので、まず私に委ねてくれるんですよね。
水上くんに関しては年上を演じなきゃいけない点が大きくて、髭をはやしたり、体を大きくするアプローチがあるかなと考えていたのですが、彼の方から提案をしてくれて。
監督と俳優部、特に主役とは不思議な関係だと思っていて。お互いにどこまで近づけるかということが作品にも画にもすごく残るんですよね。握手までで終わるのか、それともハグまでいけるのかという。
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