映画『プロセキューター』大内貴仁アクション監督に聞くドニー・イェンの凄さ「シンプルの中にもまだまだアクションの可能性はあるんだな、と」 - (Page.7)

 
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香港映画のスタッフってアクションに慣れているので、スーツを着るキャラクターだったら、股の部分がゴムで開くようになっているアクション用のスーツが作られたり。日本でも今はそうやって変化しているのですが、僕が日本でアクションの仕事を始めた当初は、そこまでアクション映画が浸透していなかったので、衣装部さんがカッコ良いスーツを用意してくれて「いや、足が上がらへん」って(笑)。その時はまだアクションに歩み寄るスタンスが無かったけれど、谷垣(健治)さんなどの活躍のおかげで、だんだん知識が浸透してきたなと思います。本作でのドニーさんのスーツは、スーツとしてもカッコ良いし、動けるし、という。ご本人もそういう見え方の部分は意識されていると思います。

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