映画『プロセキューター』大内貴仁アクション監督に聞くドニー・イェンの凄さ「シンプルの中にもまだまだアクションの可能性はあるんだな、と」 - (Page.8)

 
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――衣装さんもお手のものなのですね。

ジャッキー・チェン映画など70年代から培ってきた経験で、「アクション映画を作るならこういうことを準備するのが当たり前だよね」というのが染み付いているところが、香港でアクション映画を撮りやすい理由の一つだと思います。
美術でも、日本だと中途半端な見た目のものをスクリーンに映したくないので、壊れ物やダミーも予算もかかって、発注が難しくなってしまうこともあります。一方で香港の美術は予算はなくても、アクションシーンにおいての壊れ物やダミーはマストだと考えているので、「このアングルなら、ダミーのクオリティこれくらいでもいいよね、予算ないし。

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