映画『プロセキューター』大内貴仁アクション監督に聞くドニー・イェンの凄さ「シンプルの中にもまだまだアクションの可能性はあるんだな、と」 - (Page.9)
3つくらいで足りるか?」と言った感じで、このアクションならこういう壊れ方とか、このアングルならこれくらいのクオリティという、アクションに対する知識や経験がやっぱりすごいんです。たまに雑すぎることもあるんですけどね(笑)。ただ、予算の中で今出来ることを最大限でやってくれるのですごく助かります。
――ちなみになのですが、大内さんが携われた『SP』や『HiGH&LOW』シリーズは固い生地の衣装でアクションされていたのでしょうか?!
『SP』の時は、こうして欲しいと衣装さんや他のスタッフさんとかなり意見を戦わせましたね。アクションしやすい素材の衣装などがあれば、アクションの質がさらに上がりますよということを繰り返しお伝えすることによって、どんどん皆さんにも協力してもらって。『るろうに剣心』(2012)が起点の一つになって、日本のアクション映画が作りやすくなったと感じています。
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