(1) ドーム映像作家飯田将茂監督&舞踏家最上和子の初長編『東京巡礼』完成──映画監督押井守を交えた豪華鼎談 - (Page.8)

 
映画、インタビュー

押井 (飼い犬の)ダニやんが死んだあとだよ。一人で散歩して雲を眺めていたら、いきなり「生」が見えちゃった。ある種の変性意識なんだろうけど、脳のフィルターを通さない「生」の現実を見ちゃった。これがね、けっこう恐ろしかった。戦慄したと言っていい。僕が変性意識に陥ったのは、あの時ぐらいじゃないかな。普通じゃなかったんですよね。犬と散歩していた道を一人で歩いちゃダメだなと思った。
最上 その変性意識っていうか、その「生」って、ものすごく危険な物じゃないですか。
飯田 ええ。

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