世界を壊すか、壊されるか 必見の一週間限定上映『よそ者の会』西崎羽美監督・川野邉修一・坂本彩音インタビュー - (Page.9)
——そんな絹子を坂本さんはどの様に演じようと思いましたか?
坂本:私は美術大学を卒業しているのですが、美大はそもそも社会不適合な人が多いというか、「よそ者の会」メンバーみたいな人も多くて。それぞれがそれぞれのままで受け入れられている、ユートピア的な世界で居心地がすごく良かったです。なので、集団の中で疎外感を感じるということは、自分自身はあまり無かったのですが、居場所を求めてそ場所になんかすがりつくみたいな感覚はすごく分かるんです。そういう感覚は自分の中にもあるなと思っていたので、特別役作りをしたというよりはフラットな状態で臨みました。
川野邉さんはアクターズの同期だったので、どういう演技をするかも元々知っていて。すごく良いお芝居をされるなと思っていたんです。私はずっと演劇をやってきたからこそ素のまま舞台に立つことは難しいと思っていて、無理に演じてしまったり、クセで綺麗に喋りすぎちゃうことも多くて。川野邉さんは素の状態で演じることが出来る方だから、同じ温度でその芝居を返そうと考えていました。
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