声を上げづらい性被害者のリアルをあぶり出す――映画『ブロークン・ヴォイス』監督インタビュー - (Page.9)

 
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悪と正義の線をはっきりと引けるわけではないんです。「バンビーニ・ディ・プラーガ」の合唱団長は、チェコだったらみんなが知っているので、犯罪者だということが伝わります。でも、他の国の人からすれば、果たして悪なのか、はっきりとはわからない。犯罪者であっても、良いところや魅力を持っていることがある。そういう曖昧さと複雑性を描きたかったんです。最初から、その人が自分に危害を加える人かどうかはわからないわけなので、特に子供たちは用心しなければいけません。そういう曖昧さが性犯罪をややこしくしているひとつの理由でもあります。

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