『ユートピア 狂宴』ジェームズ・デモナコ監督インタビュー 超過激なラストで目指したのは「オペラ的な誇張されたバイオレンス」[ホラー通信] - (Page.9)

――老人ホームが舞台のホラーというのは珍しいですよね。どんなところから生まれたアイデアだったのですか?
デモナコ監督:『パージ』シリーズがそうですが、ホラージャンルは説教臭くならずに社会的なメッセージを伝えられる素晴らしい手段なんです。今回の映画は“気候変動”というテーマを持っていて、それをさりげない形で表現しています。ブーマー世代(第二次世界大戦後のベビーブーム世代)が石油をはじめとする地球の資源を奪い続けて、それが現在の気候問題につながっている。劇中にも老いた年代が資源を搾取するという比喩を散りばめています。その世代と若い世代を対立させる舞台として、“老人ホーム”というのがぴったりの舞台だったんです。私は一つのロケーションがもたらす緊迫感が大好きでもありますしね。
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